Technology
Intelligent Stereo Camera の特長

2. 物体の輪郭をクリアに抽出
3. LiDAR と比較して 距離データの密度が圧倒的に高い
4. 応答速度が速い

5. LiDAR と比較してノイズは多いが、物体認識では問題にならない
色は距離を示しています。赤は物体が近い事を、黄色・緑・青になるにつれて 徐々に遠くなっている事を示しています。2. 3. 4. 5 について実際の視差画像でご確認ください。画像下の名称をクリックすると拡大されます。
―――――― 視差画像 ―――――
ISC-100XC:XGA 交差点の視差動画 ISC-100XC:XGA 走行中の視差動画
 
ISC-4K:4K 交差点の視差動画  

6. 完全自動キャリブレーション機能
一般的にステレオカメラは、温湿度の変化や衝撃が原因で2 つのカメラの光軸がずれて距離計算に狂いが生じたり、距離計算自体の実行が出来なくなる可能性があります。この状態になった時はその都度、テストチャートを使ったキャリブレーション作業を行う必要があり、エンドユーザーにとってはたいへん 面倒な作業と言えます。この事が、商業ベースでステレオカメラの普及を大きく妨げて来た原因 の一つと言えます。ITD Lab のIntelligent Stereo Camera は、距離計算をしながら、エンドユーザーに分からないバックグラウンドで常に自 動キャリブレーション処理を走らせています。 温湿度や衝撃で光軸がずれても、自動キャリブレーション機能によって正確に距離計算を継続します。
Intelligent Stereo Camera を 使えば、エンドユーザーは煩わしいキャリブレーション作業を完全に忘れ去る事が出来ます。
―――――― 自動キャリブレーションの動画 ―――――
わずかな振動や傾きの変化を検知し、自動でキャリブレーションを行い視差画像を表示します。

7. ISCソフトウェアライブラリ
Intelligent Stereo Camera から出力されるデータをPC 上で処理する各種ライブラリが用意されています。例えば、視差データのノイズを低減するライブラリ、指定した領域までの距離を計算するライブラリなどです。
詳しくはこちら